当ジュニアでは、練習前後のウォーミングアップやクールダウン、
または練習途中での水分補給といったスポーツ界における当たり前の安全対策はもちろん、
さくら鍼灸整骨院の行木靖浩代表鍼灸師を専属トレーナーに迎え、
所属選手たちにハードな練習を怪我することなくこなしてもらえるように努めております。
練習に参加される際は、必ず的確な水分補給ができる飲料をお子様に持たせてあげてください。
一時間程度の軽い運動ならただの水でもそれほど問題はないでしょう。しかし大量の汗をかくようなハードなトレーニングや運動をする場合、「ただの水」ではよくありません。なぜかと言うと汗には水分だけだはなく塩分、つまりナトリウムなどのミネラルも同時に排出されています。特にこの塩分の減少は重要で、血液の塩分濃度が不足した状態で水だけを飲むと塩分濃度がさらに低下してしまうので、塩分濃度を上げるために余分な水分を排出しようと体ははたらきます。その結果、水を飲んで脱水症状になるという悲しい事態を招くことになります。
いわゆるスポーツドリンクにはこの塩分や糖分に加え必要なミネラル分がふくまれているのでこれらを利用するのもいいと思いますが、糖分濃度はだいたい5%以上のものもありますから夏場など発汗量運動中後は薄めるのがポイントです。ただし薄めすぎるとナトリウム濃度も落ちてしまうので注意も必要です。最近のスポーツドリンクは昔とちがって砂糖未使用で2.5%程度のものも多いですから、表示されている成分量をみて適当に飲みやすい状態にしよう。またスポーツドリンクでは金がかかるという場合には、砂糖や蜂蜜などを水で薄めて塩を適量いれ、オリジナルスペシャルドリンクを作ってもいいと思います。